最終更新日:2018年12月08日

目次

■はじめに

■住所リストの作成

■CSISアドレスマッチングサービス

■csv⇒GeoJson

 

■はじめに

本講では、東京大学空間情報科学研究センター(Center for Spatial Information Science/以下CSIS)のアドレスマッチングサービスを利用したGISデータの作成方法を紹介する。

アドレスマッチングとは、住所を緯度経度などの位置情報に変換する方法である。つまり、住所リストがあれば、その住所リストを地図に落とせるようになるということである。CSISでは、日本国内の住所についてアドレスマッチングができるツールを無料で利用できるように公開している。

ただし、アドレスマッチングを行っても、緯度経度がわかるだけであるので、そのままでは、GISデータとしては利用しにくい。Leafletでは、GeoJsonのGISデータ形式で地図上に追加することができるため、筆者は、CSISのアドレスマッチングの結果として出力されるcsvをGeoJsonに変換するツールを開発した。

以下では、筆者が用意したcsvファイルを編集し、CSISのアドレスマッチングサービスにかけ、それを筆者が作成したcsv⇒GeoJsonツールを用いて、GeoJsonにする方法を紹介する。

 

■住所リストの作成

まず、csv⇒GeoJsonツールを開いて、住所リスト用のcsvをダウンロードし、GISデータ化したい住所のリストを作成する。

  1. csv⇒GeoJsonツールを開き、”csv⇒GeoJsonツール用csv”の[ダウンロード]をクリックする。
  2. ファイル保存の操作をする。
    Microsoft Edgeの場合は、[保存]の右側の[∧]をクリックし、[名前を付けて保存]をクリックする。
    ※ これは、利用する ブラウザ によってやり方が違う。
  3. ファイルを保存したいフォルダに移動し、ファイル名に保存したいファイルの名前を入れて、[保存]をクリックする。
  4. [フォルダーを開く]をクリックする。
  5. csvファイルを保存したフォルダが開くので、csvファイルをダブルクリックすると、Excelで開くことができることが多い。
    ※1 Excelで自動的に開かなかった場合、Excelを開いてから、[ファイル] – [開く]で今回ダウンロードしたcsvファイルを開くと、Excelで見ることができる。
    ※2 Excelがない場合は、OpneOffice Calcやメモ帳でも編集可能である。
  6. このように開く。
  7. 内容を入力する。
    No:番号なので、あってもなくても良い。
    住所:日本国内の住所を入力しておく。
    popupContent:Leafletで作成したWebGISでポップアップする内容を入力する。HTMLタグも利用可能だが、"ダブルクォーテーション,カンマなどの記号は、CSISのアドレスマッチングサービスが正常に読み取れない可能性があるので、使用不可である。なお、使用不可の記号があるのは、Noと住所も同じである。
  8. 入力完了したら、[上書き保存]をクリックする。

これで、住所リストは完成である。このファイルを使って、CSISのアドレスマッチングサービスを利用して、緯度経度を確認する。

 

■CSISアドレスマッチングサービス

住所リストが完成したら、CSISのアドレスマッチングサービスを利用して、住所⇒緯度経度に変換する。

  1. 東京大学の空間情報科学研究センター(CSIS)のWebサイトを開き、[サービス]をクリックする。
  2. [CSVアドレスマッチング]をクリックする。
  3. 説明を読みつつ、[アドレスマッチングサービス]をクリックする。
  4. 説明や利用条件を順番に読みながら、[今すぐサービスを利用する]まで進む。
  5. このような画面が開く。
  6. 以下のように選択、もしくは入力する。
    • 対象範囲:全国街区レベル(経緯度・世界測地系)
    • 住所を含むカラム番号:2
    • 入力ファイルの漢字コード:シフトJISコード(SJIS)
    • 出力ファイルの漢字コード:シフトJISコード(SJIS)
    • マッチングオプションのx,yを反転:チェックしない
    • マッチングオプションの部分一致を:探す
  7. 変換したいファイル名の[参照]をクリックする。
    ※ これは利用している ブラウザ によってボタンに書かれている文字が異なる。
  8. 先ほど作成した住所リストのcsvファイルを選択し、[開く]をクリックする。
  9. [送信]をクリックする。
  10. ファイル保存の操作をする。
    Microsoft Edgeの場合は、[保存]の右側の[∧]をクリックし、[名前を付けて保存]をクリックする。
    ※ これは、利用する ブラウザ によってやり方が違う。
  11. ファイルを保存したいフォルダに移動し、ファイル名に保存したいファイルの名前を入れて、[保存]をクリックする。
    ※ ファイル名をそのままにしておくと、最初に作成した住所リストと同じ名前になっていて、上書きしてしまうので、注意が必要である。
  12. [フォルダーを開く]をクリックする。
  13. csvファイルを保存したフォルダが開くので、csvファイルをダブルクリックすると、Excelで開くことができることが多い。
    ※1 Excelで自動的に開かなかった場合、Excelを開いてから、[ファイル] – [開く]で今回ダウンロードしたcsvファイルを開くと、Excelで見ることができる。
    ※2 Excelがない場合は、OpneOffice Calcやメモ帳でも編集可能である。
  14. このように開く。

 

■csv⇒GeoJson

アドレスマッチングしたcsvの中身を、今度はGeoJsonに変換し、Leafletを用いたWebGISで利用できるようにする。

  1. csv⇒GeoJsonツールを開き、ツールの”CSVファイルを選択してください。”の[参照]をクリックする。
    ※ これは利用している ブラウザ によってボタンに書かれている文字が異なる。
  2. 先ほどアドレスマッチングしたcsvファイルを選択し、[開く]をクリックする。
  3. このようにGeoJsonに変換された結果が表示される。
  4. GeoJsonの部分を選択し、右クリック – [コピー]をクリックする。
  5. Leafletを用いたWebGISのファイルを開く。
    Pointの部分を置き換える。
  6. 置き換えたら、上書き保存する。
  7. WebGISのファイルを開くと、このように、表示されるようになる。